感情と身体(臓器)のつながり・・・
感情と身体の臓器が不思議にもつながっているのをご存知ですか?
私自身、興味がありましたので調べてみました。
東洋医学では、臓器にはさまざまな感情が宿り、臓器と心は密接につながっている、と考えられています。
怒り = 肝(肝臓・胆のう・目)
長年、怒りの感情ばかりを持ち続けていると、肝臓に不調があらわれやすく、逆に、肝臓にトラブルがあると、怒りっぽくなってしまうというわけです。肝臓が弱ると、ちょっとした風にあたっただけで涙が出たり、爪が欠けやすくなったり、またみけんのシワとして表面化します。眉間のシワは不機嫌顔の象徴。定着させないためには、日ごろのストレスにくわえて暴飲暴食を避け、肝臓への負担を減らす必要があります。
喜び = 心(心臓・小腸・舌)
食欲が旺盛で陽気な人は、心にトラブルを抱えやすいと言われています。 特徴としては、活動的で声が大きく、交際上手である一方、他人の心の機微には疎い傾向も。眠れない夜が続くとしたら、「心」の臓器のトラブルを疑ってみるのも良いでしょう。
思い悩む = 脾(脾臓・消化器・口唇・肌肉・四肢)
いつまでもくよくよと思い悩んでいると、胃がもたれて食欲不振になるのはこのためです。逆に、胃腸が弱い人は、くよくよしやすい潜在体質があるともいえます。
悲しみ = 肺(肺・大腸・鼻・皮膚・毛)
「肺」には、皮膚呼吸をおこなう「皮膚」、息の通り道である「鼻」も含まれています。 肺は悲しみの臓器と言われ、肺にトラブルがあると、悲しい出来事ばかりを拾い上げる傾向があるようです。
恐れ = 腎(腎臓・生殖器・膀胱・内分泌・骨・耳・髪)
「腎」には、腎臓だけでなく、生殖機能やホルモン、免疫系まで幅広い要素が含まれています。 腎は、恐れや驚きとイコールになっており、ささいなことで大げさに驚いたり、常に何かに怯えている人は、腎臓系のトラブルを抱えている可能性があります。
ネガティブな感情だけではなく、肝臓は優しさ、心臓は喜び、脾臓はおおらかさなど、ポジティブな感情ともつながっています。
0コメント